環境への取り組み
子ども達の未来に 緑豊かな地球を できることから一つずつ
私達の使用する木材。産地は違えど、何十年、何百年という長い年月をかけ大地に根をはり、その根や幹、枝葉に幾万もの命を宿してきました。木を使う私達は、大地の恩恵に心から感謝し、緑豊かな地球を次世代にも繋ぐ為、できることから一つずつ取り組んでまいります。
■使用する木材
こまむぐで使用する木材は主にブナ(ビーチ)・メープル・ウォルナット・ケヤキ等です。FSC(Forest Stewardship Council)認証を受けた木材の使用も行っております。
木材は集成材や合板なども一部使用いたしますが、主に無垢材を使用しています。無垢材とは丸太から切り出したままの自然な状態の木材。一本の原木から切り出し、時間を掛け乾燥させたものです。つなぎ目がなく、節や色見、木目などがそれぞれ異なり、それらを使って生み出されるおもちゃ達もそれぞれに個性が生まれます。おもちゃを手にされたときには、それぞれの木目や風合いをお楽しみください。
■廃材を極力減らす
商品加工は製材から始まります。製材とは一枚板から商品に必要な寸法をはかり、材を切り出していく作業です。この時に無駄の出ないよう十分に配慮し、以降の作業でも、木材の捨てが少なくなるよう加工をいたしております。
また住宅や家具と比べると、木のおもちゃは比較的小さい為、廃材は出にくくなっています。しかし私たちは商品開発によっても、木材の廃棄が更に減るよう工夫をしています。一例として「どんぐりネームタグ」は積木の製材から出る余りの部材を使用し制作をしたアイテムになります。製材時に発生する端材の一部を捨てずに保管し、上記アイテムや、各おもちゃの小さなパーツに使用することで廃材を減らしております。
■木くずの再利用
比較的キレイな木くずを使用し、商品発送時の緩衝材として使用しております。機械での木材の加工時に、必ず大量の切削くずが発生します。全てを使用するのは難しいですが、一部、状態の良い木くずは緩衝材として再利用が可能です。商品お届け時に木くずの緩衝材が入っていると、段ボールを開けた時に天然木のよい香りが漂います。